海外クランについて

ここでは日本サーバーの人口の8割くらいを占める海外勢の生態についてご紹介します。

まず日本の方がこのゲームを始めたときに思う事。
「なんでこんなに外人がいるの? というか日本人いない?」

はい。私も同じように思いました。

どうもこのゲームは国や地域によってサーバーが分かれてはいるものの
一回目のサーバー移動が無料で行えるようで、過疎っているサーバーを見つけては
そこに移住する人たちが大勢いるようです。

日本サーバーはプレーヤー人口も減ってきており、いわゆる「過疎っている」状態ですので、にぎわっているサーバーのプレーヤーから見ればイベントで上位に入りやすいく魅力的。同盟ぐるみで移住をしてくるわけです。

わざわざ移住までしてくる人たちはイベントで上位に入ってやろうというモチベーションが高いと思われます。一方で日本勢は原作好きの方が残ってはいるものの本気でやっている人は少ない、まったり状態な感じ。
そのため各種イベントの上位を海外の同盟が独占し続けています。


私は始めたのが2018年の7月とリリースからだいぶ後ですので初期のことはわかりませんが始めた頃はドイツ勢が強かったです。しかし彼らも徐々に引退してゆき日本サーバーではドイツ語圏のプレーヤの獲得ができずに徐々に衰退してゆきました。
2019年2月現在はブラジル勢と英語圏の国混成チーム、中東勢が勢力を保っています。

日本サーバーは日本人だけのもの!という気持ちもなくはないですが過疎りすぎているため、「おそらく日本人だけでは運営側が赤字になってしまう」とも思うのです。
だから現状の人種のるつぼ状態を楽しむようにしています。

ついでに言えば、私は職場で様々な国の人たちと一緒に働いているので語学やコミュニケーションの練習にちょうど良いと考えて海外勢のクランで遊んでいます。

コミュニケーションの違い

まず最初にあげたいのは海外勢は外国人や他言語を使う人に慣れているという点です。
日本では最近こそ外国人も増えてきましたが、なかなか気軽に話しかけたりしませんよね。

海外の人たちは同じ言葉を使う違う国が存在したり、同じ国の中でも言語が複数使われていたりというのが当たり前で異言語、異文化の人たちと接している経験値が圧倒的に異なるのだろうなと感じました。 ゲームの中で日本勢が閉鎖的なのもそこが一番の理由ではないかと思います。

次にあげたいのは海外勢はタイムゾーンが異なるメンバーどうしで同盟を組んでいる関係でゲーム外でのコミュニケーションツールを使うという点です。上で書いた通りで国や地域をまたがっている同盟が多いので、日本勢のように「夜の8時~10時頃行けば誰かいる」、とは限らないのです。

使われているコミュニケーションツールはゲームに特化したDiscordとLINEの欧米版ともいえるWhatsAppが主。どちらもスマホ、PCで使えますし資料の共有もできます。私も海外同盟に入るにあたってWhatsAPPを導入してみましたが機能はLINEとほぼ同じ。LINEにあってWhatsAppに無い機能はアルバムやノートくらいでした。逆にインスタを意識したっぽい機能があり、それらはLINE側には無い機能ですね。

ゲームでの使い方はPvPやCO-OPで同盟マッチを開く際に仲間を集めたりゲームに関する疑問を聞いたりする一方で、晩御飯これたべたよ~、旅行でここに行ったよ~とか雑談をしたりしています。

外部のツールを使う事の良い点はタイムゾーンの異なるメンバー同士でも仲間と助け合うことができる点と資料や情報の共有がしやすい点です。特にこのゲームは日本語WIKIも無いし情報がかなり限られているので仲間同士で研究し共有するほかありません。こういったツールの活用は効果が大きいと感じました。
特にDiscordにはWBの公式のフォーラムがあり様々な議論がなされ、知識として蓄積されています。英語が少しでも読めるのであれば覗いてみる価値があると思います。

Discordの「Orc」板には仙人のように住み着いている人がいてオークの写真をUPすると10点満点で評価してくれます。
また毎週の将軍の攻略方法などは「events」板、チャンピオンの強化については「champions-and-runes」等、わかりやすく整理されています。

チャンピオンがLVUPするために必要なXP、ミリアン、各チャンピオンの指輪レベル毎のUPに必要な碑文等の細かい情報はエクセルにまとめられており「elronds-library」板からダウンロードすることができます。
時間ができればこのあたりの資料を和訳したいですね。

その他各サーバー別の板、言語別の板、メンバー募集板、などいろいろとありますが紹介しきれませんのでこの辺で。


さて、良い点ばかり書きましたがツール類が便利すぎるため実は弊害もあります。
攻略に必要な知識も共有されていて、いつでも仲間を呼び出せるのは本当に便利なのですが効率が良すぎるという点が逆に問題だったりします。もし仕事ならば効率よく早く終わらせて家に帰れば良いという話なのですがゲームはそもそもん楽しむためにやっているはずです。せっかく仲間と楽しみたいのにあっという間に終わってしまうという少し悲しい面もあります。

外部ツール無しでゲーム内のチャットで誰か来ないかなーと眺めているのもさみしいですしこの辺は一長一短かと思いました。


イベント毎の目標設定

これは上位に入るような同盟はたいてい設定されているようです。

PvPでは一人6万点目標でお願いしますね、とかCO-OPは20万点とかそういった形で目標値がありまずはそこを超えることが求められます。
同盟によっては兵士は目標が〇点、小隊長は□点という風にランク別に設定されています。

たいていの場合は未達が続くと警告され、それでも達成できないと追放されてしまうこともあります。
今となってはどこもメンバー不足でなかなか代わりの人材も見つかりませんのでその辺りのジャッジは多少緩くなっていると思いますが、私が始めたての頃は次々とメンバーが追放されては入れ替わっていて驚いた記憶がありますね。

しかし同盟毎に順位に応じた褒章を受け取る仕組みですから最低限の参加を求めるこの考え方は当たり前と言えば当たり前です。全然ゲームしないのに褒章だけもらう人がいれば不満を持つ人が出てきます。そうならないように全員が目標に向けて頑張るというのはある意味健全なのかもしれません。
一方で息抜きのゲームでまで せかせかしたくない、という人も多いと思います。
色々な考え方の同盟があるので、ご自身にあった同盟で遊ぶのが一番ですね。

リクルーティング

海外勢はイベントを有利に戦うために何が何でも30名の強いアクティブプレーヤーで満たすということを本当に必死にやっています。

以前私の所属している同盟で3人の欠員を埋めるための募集をした際に王が80通以上ものプライベートメッセージを送っていました。グローバルチャットに出す募集にはほとんど反響がありませんし、どんな人が来るのかもわかりません。
そのためイベントのスコアボードやプロフィールを見て相手を定めてメッセージを送るようです。

プロフィールではオークを倒した数や総パワーを見ています。レベルのわりにパワーが高すぎる人は無駄にリソースを使っていて重要なチャンピオンの強化ができていない場合が多いので敬遠します。イベントで高得点を出し、低パワーで闘技場のランクが高く、オークを倒した数が多い人をターゲットとしていました。

ただし自分の同盟よりも上位の同盟の方へメッセージを送ってもほとんど良い返事はもらえないので人数が減って過疎り始めている所なんかを狙い撃ちにします。

ここからは余談になりますが私の所属しているELITEという同盟はブラジル人がメインで、より上位にいるCLUBE DO TONELもブラジル系のクランです。
そのためTONELからの引き抜きには常に苦しめられてきました。引き抜かれるたびに募集、それが延々と続きます。またほかのブラジル系同盟も同様でした。

ある時引き抜きとは別の理由で10人のメンバーが離脱して20人ほどになってしまった事がありました。その時には同様にTONELからの引き抜きで苦しんでいた別の同盟と合弁し今に至ります。
合弁した同盟もTONELからの引き抜きに苦しんでいたので今では引き抜きのメッセージを受けても誰も動じないくらいになりようやく安定してきたところです。

寄付について

日本人の奥ゆかしさなのか日系のクランでは50ptの経験の巻物ばかりがリクエストされているように見受けられました。一方の海外勢は欲しいものを素直にリクエストしています。もちろん期限内に集まらないこともありますが結構な確率でエピックやレジェンダリーのルーン、500ptのグロッグや訓練命令などもやり取りされています。ルーンはレンジド用のものは育てる人が多いのでなかなか集まりにくいのですが、ファイターやアサシン、メイジは育てない人もいるので使わないものをお互いに交換している感じでしょうか。同様にオークのグロッグもあまり使われにくいクラスのものはすぐに集まっています。私は主要3クラス(弓、斧、盾)以外のグロッグを寄付してもらってオークのUPイベントで活用しています。

単純に自分が使わないものを同盟メンバーが活用できれば同盟全体の戦力アップにつながりますので、これは日本勢もやった方が良いのではないかと思いました。



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